学習に向かう姿勢として
野球やゴルフを教わるときに、指導者は実に多くのポイントを指摘してくれます。バットやゴルフクラブを一振りするだけでも、その構えに始まり、打点に至る過程、そして打点、その先の振り抜く姿勢まで、手首、腕、肩、腰、目線など、複数のポイントで見てとってくれます。これは、野球やゴルフの指導者の観点です。僕にそのようなことはできませんが、子どもの成長に対して、OSアカデミアは、学習における観点(国語的なものの見方や英語的なものの見方)のみならず、学習に向かう気持ちや心の観点を獲得しつつあるように感じています。
それは、何年も前から、保護者との会話を通して、または生徒との会話や学習の姿勢を見守ることを通して感じるところがあるからです。同じ程度の生徒に、同じ内容を教えても、その定着と成果に差が出る。家庭での学習に理由がありそうですが、家庭で遊んでばかりいてもいいと思っている生徒は、少なくともOSアカデミアにはいません。みんなやらなきゃと思っているけれども、気持ちが学習に向かわない。気になることがある。それは人間関係のことが大半です。親子、友人、学校のこと・・・。学習の伸び悩みの原因が心にあると考えてみました。
もちろん、その子自身の認識の仕方の癖みたいなものもあります。僕自身は、世の中を疑ってかかる癖があったと自認していて、それゆえ、数学の公式を疑ってみたり、歴史を疑ったりして、素直に記憶することが困難な子どもでした。科学の元素記号も疑いが土台では、頭に素直に入ってきませんでした。できる人からすれば「こんなことでつまづいているのか」と思われるかもしれませんが、学習とは世の中への信頼の気持ちが土台にないと難しいものだと思わされます。
OSアカデミアは、一人ひとりを見取る観点を学習と心とに、それぞれ複数持っています。偏差値や点数が欲しくて入塾をされる生徒さんも、学習の意義や面白さ、自分の人生を生きていく上で必要となる言葉を獲得することで、自ずと表情が輝きはじめます。成績を上げることは根性論ではありません。自分の気持ちに素直になり、その言語化を通して、自分が自分であるための思考を整えることで、学力は自然と高まるものです。ぜひ、一緒に学びませんか。
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