衣食住に参加しよう
高校生までだと、衣食住は親の提供するペースや内容に依存する傾向が強いと思います。しかし、その質が、子どもの人生の質に、もう少し学習塾的に言えば、考え方や感じ方の土台を形成しているのだと思います。
例えば、お風呂は、自分の感覚を曝け出し、自分の気持ちを満たすことのできる時間です。汗をかいて不快な状態を、お風呂に入って快適にするということもそうですし、ただ湯船に浸かってぼーっとする時間だって、自分の気持ちは解放されているはずです。それが証拠に、良いアイデアは、こういう時に浮かんだりします。食事も、高校生までなら親が提供してくれるのは有り難いことですが、食事とは、自分の「好き」を知り、満たすことのできる時間だと言えます。自分の部屋があるのも有り難いことですが、快適な空間となるように整えることも、自分の気持ちと向き合えているからこそです。
子どもは、親がそれらを無条件に提供してくれていると思っていると思います。しかし、食事の好き嫌いは、自分の気持ちに素直になるという意味で口にしていい(口にした後に、出されているものをどうするかは、親子の話し合いや礼節を欠かない対応があって良い)と思います。自分の気持ちを押し殺したり、無視してある「べき」姿に従おうとする子どもは、どこか窮屈そうですし、ある時、自分で自分に気づいた時に、その抑圧の反動が出るものです。
OSアカデミアは、子どもの気持ちや感じ方を見取りながら、その生徒にあった学習の方法や内容を提供していますが、その子どもの感じる力は、衣食住に土台があるように思います。ご家庭の中までは見ることはできませんが、それは金を掛けて整えるという意味ではなく、今の状態でも、子どもが自分と向き合う余地を声がけによって促したり、気づかせたり、向き合わせる習慣付けをすることはできそうに思います。衣食住は、生活の土台でありますが、同時に私たちの感じる気持ちを育む土台でもあると思います。その感じる気持ちを大切にして、不快を快適にする小さな日々の行動に手を抜かない人は、学習でも仕事でも望む成果が得られる人だと思います。OSアカデミアで、こういうことも一緒に学んでいきましょう。特に、家を出て進学をしようとする高校生には、気づいてもらいたい観点です。
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