生徒一人ひとりの認知の癖や感覚に寄り添いながら、それぞれにあった学習の方法を提供し、要所要所で授業を入れていくスタイルで、試験の結果に直結している生徒もあれば、その過程のまま試験に挑んで、現状がそのまま結果として現れている生徒もいます。いずれにしても、心のあり方と点数との相関が、OSアカデミアとしては手にとるように見えてきています。

学習は、義務でもなければ、怒られるからやるものでもありません。興味のままに世界を広げ、広げる際には物事の道理（言語であれば文法や単語の見方、論理的な思考法など）を理解しておいた方が容易になるという必要感や面白さからやっているイメージです。時空を超えた空想に耽りたい生徒でも、生きている現在の世の中の仕組みを、言語的に、数学的に、物理的に知っておくことは意味のあることです。そして、学んだなら、気づき、発見し、驚き、喜び、元気になるといった程度のことは、大なり小なり起きるはずです。そこに、気持ちが動いています。

人に言われたものを義務的にしているうちは、嫌な気持ちややらされた感覚しか残らず、次に来るのは反発心や、それさえできなかった（自分の本当の気持ちを言えなかった）無力感や怯えの気持ちだと思います。逆に、気持ちが落ち着いていて、小さな一歩にでも心を震わせることができるのは、自分の望むあり方をそのままに生きられている状態だからだと言えます。学習の真の成果は、そこにあります。OSアカデミアは、机の上のお勉強だけを切り取って、その成績にこだわる学習塾ではありません。自分の気持ちを言語化し、整理し、自分のあり方を考えることを通して、必要感や世界の広がりの実感から学習に向かおうとする生徒が増えることを喜びとしています。ぜひ、一緒に学びましょう。