OSブログ

2024.10.20

音読から逃げるな

高校生の現代文は音読させませんが、古文と漢文、そして英語は音読がすべてです。古文は、重要単語がわかっていなければ、語句の切れ目を見誤ります。漢文は、再読文字などが読めないことになります。英語は、これこそ音読です。読ませると、すべてがわかる。単語レベルでは、見たことのない単語でも接頭辞、語根など単語の見方ができている生徒は読もうとして、そのまま読めてしまうことがあります。長い主部ともなれば、ようやく出てきた動詞がどれかの見極めができている生徒は、そこで息継ぎもします。続く目的語となる名詞節や名詞句、修飾語となる形容詞節または句、副詞節または句など、意味のまとまりの単位で構文を取ることを徹底してきたならば、音読も容易にできるようになります。当然、自分の読める範囲は、リスニングでも前から順に聞き取ることができるようになります。

 

音読に付き合うのは、とても手間のかかることですが、現在は良美さんの助けも借りながら、2人体制で英語の音読とリスニングの対応に当たっています。とにかく声に出して読むことです。それを避けてなんとなく黙読し、なんとなく意味がわかったのでは力にならないとは言いませんが、曖昧な点が残るまま次に進むようになるのではないかと思います。古文も漢文も同様です。OSアカデミアでは、一人ひとりの音読に付き合う時間と手間を惜しまず、丁寧に見ています。模擬試験などで初見の文章を読むスピードは、練習で音読を何度もしている題材のスピードを超えません。絶対に超えません。繰り返し読んでいる文章でつまずく様では、本番はそれ以下の成果しか出ません。これは断言します。繰り返しの音読で、速度と理解力を上げるのです。ぜひ一緒に学びましょう!

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