心の栄養管理 第13話 【心と体は繋がっている】
みなさん、こんにちは。
心の栄養管理師、よしみ りかです。
今日は、【心と体は繋がっている】についてお話しします。
皆さんは、人生で一番腹がたった出来事や、人生で一番幸せだった瞬間を思い出せますか?
ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、感情が揺さぶられれば揺さぶられるほど、記憶に残ります。
なぜなら、人に感情が湧いたとき、必ず、体にも感覚が伴うからなんです。お腹がぎゅーっとするとか、お尻の辺りがふわふわするとか、足の裏が冷たくなるとか。今、冒頭の質問で、過去の記憶が蘇った瞬間、体のどこかが熱くなったり、冷たくなったりしませんでしたか?そうなんです。感情の記憶は、体感を伴うのです。
体感は、感情の種類や、人によって違います。どんな出来事で、どんな状況で、どんな感情が湧き上がるか、も、人によって全く違います。傾向はあっても、その一つ一つは、どうやっても、全てその人だけのオリジナルです。
OSアカデミアの授業で、気持ちの言語化が得意ではない生徒さんに対して、<気持ちのレッスン>をすることがあります。色んなシチュエーションを提示して、自分ならどう感じる?どんな感情が湧く?と、生徒さんに尋ねます。その時、感情は割とすぐ答えてくれますが、体の状態を尋ねると、途端に口ごもります。
なぜなら、感情が動いた時の体の変化なんて、そこまで気を配って感じたことがないからなんです。
でも、便利なもので、想像だけで体もきちんと反応してくれます。そして、やっと気づきます。
あ!肩に力が入ってた。背中が丸くなってた。肩から力が抜けた。体の中が緩んだ!と。
そうなんです。体は、心の動きに合わせて、必ず反応して動いているんです。
でも、普通に生きていると、そんなことは、あっという間に忘れてしまい、もしくは気づきもせず、感情と出来事だけ(見たものや聞いたものなど) が、頭に残ります。感情の激しさに突き動かされて、思考だけどんどん暴走していくのです。
また、感情が湧いたときの体の反応は、私たちの体に、癖や歪みをもたらします。それは、とても人間らしいことであると同時に、年を重ねるごとに、慢性的な痛みや不調、人間関係の問題となって現れてきます。
心と向き合うことは、年齢を重ねれば重ねるほど、そして、感情が大きければ大きいほど、大変な気力を要します。だけど、子供の頃から、体の些細な変化、体のサインに気づけるようになると、気持ちや感情、出来事に振り回されることが少し減ってきます。なぜなら、体に気づくことで、少し気持ちから離れられるからです。
もやもやや、イライラはどこからくるのか?
どんな気持ちとどんな気持ちがぶつかっているのか?がわかってくると、本当に心が穏やかになります。
これは、親子だけでなく、パートナーでも、友達関係、職場での人間関係にでも言えることです。
体を緩ませるのも大事だけど、体を緩ませるのは、結局、自分の意思や在り方があってこそです。
だからこそ、今ここに集中して、体の出す些細なサインに気づくのが大切。そうすることで、心も体も緩んでいくことができます。
緩めば余裕ができます。だから、自分らしく考えられ、行動できるようになるのです。
次回は、【もがく時間も必要】についてお話しします。
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