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2025.11.01

心の栄養管理 第19話

子どもの癖を「直す」より、「理解する」

みなさん、こんにちは。
心の栄養管理師、よしみ りかです。

前回は「自分の癖との付き合い方」についてお話ししました。
今日はその続きとして、子どもの癖との付き合い方について考えてみたいと思います。

「癖=性格」ではありません

お子さんを見ていて、
「何回言っても同じことをする」「また忘れてる!」と感じることはありませんか?

そういうとき、多くの方が
「性格だから仕方ない」「もうこの子はこういう子」と思ってしまいます。

でも実は、癖は性格ではなく、学びのパターンです。
そしてその多くは、「自分を守るための無意識の反応」からできています。

癖の奥には、その子なりの“理由”がある

たとえば、
・間違えるのが怖くて、質問できない子
・失敗を避けようとして、何も始められない子
・いつも笑ってごまかす子

こうした行動の奥には、
「怒られたくない」「がっかりさせたくない」「嫌われたくない」という
小さな心の声が隠れています。

つまり、「癖を直すこと」は“行動の表面”を変えることで、
本当に必要なのは“心の奥”を理解することなんです。

大切なのは「問い直す」こと

つい「どうしてできないの?」と聞きたくなりますが、
その代わりに、こう問いかけてみてください。

「どうしてそうしちゃうんだろうね?」
「何が嫌だったのかな?」

“問い直す”ことで、子ども自身が自分の内側に気づくきっかけになります。
そして、気づきは必ず“自分を変える力”につながります。

まとめ

子どもの癖を直そうとする前に、
まず「なぜその癖を持っているのか」を理解してみましょう。

それは、子どもを信じることでもあり、
「自分の中にもそういう部分がある」と認めることでもあります。

子どもの心を変えるのは、叱責でも指導でもなく、理解と気づきです。
そして、それを見守る親の姿こそ、最高の学びのモデルになります。

次回は、「癖に気づいた子が、どうやって“行動”を変えていくか」についてお話しします。

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