心の栄養管理 第19話
○子どもの癖を「直す」より、「理解する」
みなさん、こんにちは。
心の栄養管理師、よしみ りかです。
前回は「自分の癖との付き合い方」についてお話ししました。
今日はその続きとして、子どもの癖との付き合い方について考えてみたいと思います。
○「癖=性格」ではありません
お子さんを見ていて、
「何回言っても同じことをする」「また忘れてる!」と感じることはありませんか?
そういうとき、多くの方が
「性格だから仕方ない」「もうこの子はこういう子」と思ってしまいます。
でも実は、癖は性格ではなく、学びのパターンです。
そしてその多くは、「自分を守るための無意識の反応」からできています。
○癖の奥には、その子なりの“理由”がある
たとえば、
・間違えるのが怖くて、質問できない子
・失敗を避けようとして、何も始められない子
・いつも笑ってごまかす子
こうした行動の奥には、
「怒られたくない」「がっかりさせたくない」「嫌われたくない」という
小さな心の声が隠れています。
つまり、「癖を直すこと」は“行動の表面”を変えることで、
本当に必要なのは“心の奥”を理解することなんです。
○大切なのは「問い直す」こと
つい「どうしてできないの?」と聞きたくなりますが、
その代わりに、こう問いかけてみてください。
「どうしてそうしちゃうんだろうね?」
「何が嫌だったのかな?」
“問い直す”ことで、子ども自身が自分の内側に気づくきっかけになります。
そして、気づきは必ず“自分を変える力”につながります。
○まとめ
子どもの癖を直そうとする前に、
まず「なぜその癖を持っているのか」を理解してみましょう。
それは、子どもを信じることでもあり、
「自分の中にもそういう部分がある」と認めることでもあります。
子どもの心を変えるのは、叱責でも指導でもなく、理解と気づきです。
そして、それを見守る親の姿こそ、最高の学びのモデルになります。
次回は、「癖に気づいた子が、どうやって“行動”を変えていくか」についてお話しします。
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