OSブログ

2025.12.18

心の栄養管理 第23話 〜「点数」と「自分」をつなげすぎない〜

みなさん、こんにちは。
心の栄養管理師、よしみ りかです。

今日は、

「点数」と「自分」をつなげすぎない(成績表の見方が変わると、学びは続く)

と言う題材でお話しします。

この時期になると、
成績表や模試の結果を見て、
気持ちが重くなる子が増えます。

  • 思ったより点数が取れなかった
  • 頑張ったのに結果が出なかった
  • 周りと比べて焦ってしまう

そして、こう思ってしまう。

「自分って、こんなもんなんだ」
「やっぱり向いてないのかも」

でも、OSアカデミアでは、
ここで一度立ち止まります。

■ 点数は「あなた」ではなく、「今の状態」

まず、大事なことを一つ。

点数は、あなたの価値ではありません。

点数が表しているのは、
“今の理解度・今の練習量・今のコンディション”
ただそれだけです。

たとえば――
同じ人でも、

  • 寝不足なら集中できない
  • 気持ちが不安定ならミスが増える
  • やり方が合っていなければ伸びない

そんなのは当たり前ですよね。

それなのに、
点数だけを見て
「自分そのもの」を評価してしまうと、
学ぶエネルギーが一気に削がれてしまいます。

■ 点数と上手に向き合うための3つの視点

OSアカデミアでは、
点数を見るときに、
必ずこの3つを切り分けます。

① 点数は「結果」

→ そこに感情をくっつけすぎない

② 結果の裏に「プロセス」がある(一番大事!!!!)

→ どこでつまずいた?
→ 何はできていた?

③ プロセスは「調整できる」

→ やり方を変える
→ 順番を変える
→ 量を変える

ここで初めて、
点数は「責める材料」ではなく、
**“調整のヒント”**になります。

テストで間違えた箇所は、評価ではなく、勉強すべき箇所を見つけただけ。

■ 英語でよく起きる「点数と自分をつなげすぎる」瞬間

英語は特に、
点数と自分の得意不得意を強く結びつけてしまいやすい教科です。

たとえば、

  • 単語は覚えたのに、長文が読めなかった
  • 文法問題は解けたのに、リスニングで点が取れなかった
  • 模試になると、なぜか英語だけ点が落ちる

こういう時、
多くの生徒がこう思います。

「自分は英語ができない」
「センスがない」
「向いてない」

でも、これは大きな勘違いです。

■ 英語の点数が伸びない時、起きている“中身”

英語の点数が伸びないとき、
実際に起きているのは、こんなことです。

  • 単語が「日本語訳」としてしか入っていない
  • 英語の語順で意味を抱えられていない
  • 音と意味がまだつながっていない

つまり、

英語のOSが、まだ“統合途中”なだけ。

能力の問題ではありません。

たとえばリスニングも、
「聞こえない」のではなく、

  • 英語の語順で理解する準備ができていない
  • 知識と音を同時に扱う練習が足りていない

というケースがほとんどです。

■ 点数が一度下がるのは、OS更新中のサイン

OSアカデミアでは、
英語の学び方を切り替えるとき、
一時的に点数が下がることがあると
最初に伝えています。

なぜなら、

  • 今までの「訳す読み」を手放す
  • 英語の語順で意味を処理し始める
  • 音と意味をつなぐ回路を作る

この途中段階では、
頭の中が少し混乱するからです。

でも、ここを越えると、

英文が“かたまり”で入ってくる
リスニングで内容が追える
読解と音がつながり始める

という変化が起きます。

点数は、あとからついてきます。

■ OSアカデミアが「結果を焦らない」理由

英語は、
「できる/できない」で判断する教科ではありません。

感覚を表現する道具として扱えるかどうか。
それだけです。

だから私たちは、

  • 点数より「理解の質」を見る
  • 間違いより「処理の仕方」を見る
  • 結果より「変化の兆し」を見る

これを何より大切にしています。

■ 結果を急ぐと、成長は止まる

少人数でじっくり見ていると、
よく分かることがあります。

本当に伸びる子ほど、
一時的に点数が揺れます。

なぜなら、

  • 新しい考え方を試している
  • 今までと違うやり方に挑戦している
  • 思考のOSを書き換えている途中

だから、少し不安定になる。

OSアカデミアでは、
この“揺れている時期”を
とても大切にします。

結果を急いで元に戻すより、
更新が終わるのを待つ。

それが、
後から大きな伸びにつながるからです。

■ 成績表は「判決」じゃない

成績表は、
あなたに下される判決ではありません。

「今、ここに立っているよ」
と教えてくれる、ただの地図です。

地図があれば、
次にどこへ向かうかを考えられる。

OSアカデミアがやっているのは、
点数を上げる前に、

  • 思考の整理
  • 学び方の調整
  • 気持ちの安定

この“土台”を整えることです。

英語の点数が伸び悩んでいるときほど、
自分を責める必要はありません。
それは、英語のOSが
更新され始めているサインかもしれないからです。

■ 冬は、リスタートに一番いい季節

もし今、

  • 成績を見て落ち込んでいる
  • 勉強の仕方を一度リセットしたい
  • このままじゃダメだと感じている

そう思っているなら、
それは「終わり」ではなく、

リスタートの合図

です。

次回は、
冬期講習=思考を更新するチャンス
について、
具体的にお話しします。

この冬、
結果を追いかける前に、
学び方のOSを一緒に整え直しましょう。

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