心の栄養管理 第23話 〜「点数」と「自分」をつなげすぎない〜
みなさん、こんにちは。
心の栄養管理師、よしみ りかです。
今日は、
「点数」と「自分」をつなげすぎない(成績表の見方が変わると、学びは続く)
と言う題材でお話しします。
この時期になると、
成績表や模試の結果を見て、
気持ちが重くなる子が増えます。
- 思ったより点数が取れなかった
- 頑張ったのに結果が出なかった
- 周りと比べて焦ってしまう
そして、こう思ってしまう。
「自分って、こんなもんなんだ」
「やっぱり向いてないのかも」
でも、OSアカデミアでは、
ここで一度立ち止まります。
■ 点数は「あなた」ではなく、「今の状態」
まず、大事なことを一つ。
点数は、あなたの価値ではありません。
点数が表しているのは、
“今の理解度・今の練習量・今のコンディション”
ただそれだけです。
たとえば――
同じ人でも、
- 寝不足なら集中できない
- 気持ちが不安定ならミスが増える
- やり方が合っていなければ伸びない
そんなのは当たり前ですよね。
それなのに、
点数だけを見て
「自分そのもの」を評価してしまうと、
学ぶエネルギーが一気に削がれてしまいます。
■ 点数と上手に向き合うための3つの視点
OSアカデミアでは、
点数を見るときに、
必ずこの3つを切り分けます。
① 点数は「結果」
→ そこに感情をくっつけすぎない
② 結果の裏に「プロセス」がある(一番大事!!!!)
→ どこでつまずいた?
→ 何はできていた?
③ プロセスは「調整できる」
→ やり方を変える
→ 順番を変える
→ 量を変える
ここで初めて、
点数は「責める材料」ではなく、
**“調整のヒント”**になります。
テストで間違えた箇所は、評価ではなく、勉強すべき箇所を見つけただけ。
■ 英語でよく起きる「点数と自分をつなげすぎる」瞬間
英語は特に、
点数と自分の得意不得意を強く結びつけてしまいやすい教科です。
たとえば、
- 単語は覚えたのに、長文が読めなかった
- 文法問題は解けたのに、リスニングで点が取れなかった
- 模試になると、なぜか英語だけ点が落ちる
こういう時、
多くの生徒がこう思います。
「自分は英語ができない」
「センスがない」
「向いてない」
でも、これは大きな勘違いです。
■ 英語の点数が伸びない時、起きている“中身”
英語の点数が伸びないとき、
実際に起きているのは、こんなことです。
- 単語が「日本語訳」としてしか入っていない
- 英語の語順で意味を抱えられていない
- 音と意味がまだつながっていない
つまり、
英語のOSが、まだ“統合途中”なだけ。
能力の問題ではありません。
たとえばリスニングも、
「聞こえない」のではなく、
- 英語の語順で理解する準備ができていない
- 知識と音を同時に扱う練習が足りていない
というケースがほとんどです。
■ 点数が一度下がるのは、OS更新中のサイン
OSアカデミアでは、
英語の学び方を切り替えるとき、
一時的に点数が下がることがあると
最初に伝えています。
なぜなら、
- 今までの「訳す読み」を手放す
- 英語の語順で意味を処理し始める
- 音と意味をつなぐ回路を作る
この途中段階では、
頭の中が少し混乱するからです。
でも、ここを越えると、
英文が“かたまり”で入ってくる
リスニングで内容が追える
読解と音がつながり始める
という変化が起きます。
点数は、あとからついてきます。
■ OSアカデミアが「結果を焦らない」理由
英語は、
「できる/できない」で判断する教科ではありません。
感覚を表現する道具として扱えるかどうか。
それだけです。
だから私たちは、
- 点数より「理解の質」を見る
- 間違いより「処理の仕方」を見る
- 結果より「変化の兆し」を見る
これを何より大切にしています。
■ 結果を急ぐと、成長は止まる
少人数でじっくり見ていると、
よく分かることがあります。
本当に伸びる子ほど、
一時的に点数が揺れます。
なぜなら、
- 新しい考え方を試している
- 今までと違うやり方に挑戦している
- 思考のOSを書き換えている途中
だから、少し不安定になる。
OSアカデミアでは、
この“揺れている時期”を
とても大切にします。
結果を急いで元に戻すより、
更新が終わるのを待つ。
それが、
後から大きな伸びにつながるからです。
■ 成績表は「判決」じゃない
成績表は、
あなたに下される判決ではありません。
「今、ここに立っているよ」
と教えてくれる、ただの地図です。
地図があれば、
次にどこへ向かうかを考えられる。
OSアカデミアがやっているのは、
点数を上げる前に、
- 思考の整理
- 学び方の調整
- 気持ちの安定
この“土台”を整えることです。
英語の点数が伸び悩んでいるときほど、
自分を責める必要はありません。
それは、英語のOSが
更新され始めているサインかもしれないからです。
■ 冬は、リスタートに一番いい季節
もし今、
- 成績を見て落ち込んでいる
- 勉強の仕方を一度リセットしたい
- このままじゃダメだと感じている
そう思っているなら、
それは「終わり」ではなく、
リスタートの合図
です。
次回は、
冬期講習=思考を更新するチャンス
について、
具体的にお話しします。
この冬、
結果を追いかける前に、
学び方のOSを一緒に整え直しましょう。
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