大学の偏差値による分類をするのはあまり褒められたことではないかもしれませんが、事実としてその違いはどこにあるのかと言えば、抽象的な思考力を試す点にあります。具体の世界と抽象の世界。この２つの世界は、全く綺麗に別れているわけではありませんが、理解のイメージとしては別世界と思って良いと思います。具体の世界は、パズルのピースを一つずる入れていって、パズルを完成させるイメージ。ピースの多い少ないはありますが、パズルです。「僕は、お母さんと買い物に行った」という文であれば「いつ、... 続きを読む >

子どもの価値観は、大人の鏡だと思います。例えば、親が学歴にしがみつけば、子もしがみつく。しがみつく大人は、それに救われたり、利を得ている気になっているのだと思います。一種の既得権を得たので、その徳を子にも味わわせてやることが幸せだと思っている。その良し悪しは、各家庭の価値観なので、良し悪しはありません。

一方で、学歴にしがみつかず、学歴から自由になって生きている親もいる。それはどの大学を出ているか、出ていないかにかかわらずです。... 続きを読む >

大学入試共通テストの２日目です。昨日19時前には、試験会場となった香川大学から高松駅に向かって帰っていく生徒たちの解放感に満ちた歓声とも言える大声のおしゃべりが通りから聞こえてきました。国公立大学を希望する若者に一律の試験を課すこの国の入学試験のあり方を思い、少し切なくなりましたが、これが現実です。

広く見れば、その生徒のタイミングで、必要な場所にご縁をいただくことになるのだと思いますが、学歴をどのように考えれば良いのか、18歳... 続きを読む >

大学入試共通テストを受ける生徒の健闘を祈ります。

ここまで勉強してきた君たちなら直感すると思いますが、このテストは物事を順序立てて粘り強く考える力があるかどうかを問うている言えます。それこそが、大学での学問に耐える、そして楽しめる土台だからです。研究に妥当性や確からしさはありますが、正解はありません。仮説を立てて、適切だと思われる手法を用いて、論証をしていく営みが研究です。そこには手法のみならず、考え方や理論を援用することもあります。その考え方や理論は論文... 続きを読む >

みなさん、こんにちは。

心の栄養管理師、よしみ りかです。

今日は、【学びと勉強】についてお話しします。

前回、私を例に、個人の感覚の特徴についてお話ししました。

私の場合、英単語や漢字を覚えるのが苦手ですが、ドラマや人の真似をするのは得意。

ならば、ドラマに出てくる台詞... 続きを読む >