コピーライター、クリエイティブディレクター。受賞歴として、宣伝会議賞(NTTドコモ)、朝日広告賞(NTTドコモ)、C-1グランプリ(東京コピーライターズクラブ主催)ほか多数。クリエイティブネットワークセンター大阪「メビック」エリアサポーター。広告主の商品やサービスにおけるメッセージを見出し、言語化したり、社長インタビューを文章化したりしてトップメッセージを書くことなどを生業としてきた。その経験を通して、生きていくためには「気持ちの言語化」が大切だと気づく。言葉は、感情と思考の結果で、言葉の選択は未来の選択との思いから、広告や学習を超えて、「生きてく」という観点で言葉と向き合う。
1)これまでのOS アカデミア
OS アカデミアは、論理的に読むという「方法」を会得するための塾として開塾しました。それは、私自身が浪人をして初めて受けた出口汪先生の現代文の授業で、目から鱗だったからです。主観的で自分勝手な読み方に満足していた自分のものの見方を180 度変えてくれました。大学入試共通テストで現代文が課されているのは、大学に入ってからの学問は全て論文によるからです。書かれたままを正しく読み取り、そして自分も論文を書いて卒業する。客観的で論理的な読み書きの作法を小学生のうちから身につけて欲しい。そうすれば、受験で無駄な苦労せずに済むと考えてやってきました。
2)気持ちの変化
受験でうまく立ち回る。このことにとどれほどの意味があるのだろうかと考えました。意味がないわけではない。しかし、それは自身の競争意識からきていることに気づいたのです。人よりも点数を上げたい。順位を上げたい。いい大学に入りたい。そういう競争意識に満足はありません。人は勝ち続けることはないからです。そこに安堵も幸せも見いだせないと感じた時、受験で点数を上げるための論理的読解という狭い見方で子どもに教えることの意味を失いました。
3)これからのOS アカデミア
人に伝えたい気持ちやメッセージがある。これが言葉を考える始まりだと思います。泣く、笑うという感情表現も大切ですが、筋道を立てて自分の気持ちを伝える練習はもっと大切です。他者が意識できると、自分の世界が広がるからです。一方で、自分の気持ちが言語化できないと、人はそれを自分で無視し、やがて心が死んでいきます。
進学を目指したい生徒は、自分の気持ちを知ることが起点であれば、無理なく学びに向かえます。自分の好きなこと、やりたいこと、世の中への疑問、不思議、課題、提案・・・そういうものが言語化できることで、学びは楽しくなります。世界が具体的に見えて、自分なりの視点で世界が広がります。世界を知ると、愛すべき美しさや存在の愛おしさに気づくので、さらに学ぼうとなります。自分という存在も世界から愛されているとさえ思える。満たされた気持ちは、成長の土台です。
OS アカデミアでは、言葉を通して自分の心を捉え、自分を知ったなら、その世界を、言葉を通して広げ、具体に迫り、抽象に戻し、思考を鍛え、さらに世界の美しさや不可思議さ、矛盾、課題を、文章表現を通して学んでいきます。それは、言語学習を通して豊かな人生を、この世を生きる力を手に入れることを意味します。
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OSアカデミア〒760-0013 香川県 高松市扇町2-6-5 TERRSA大坂 4階
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