2022.10.19
子どもは何に苦しんでいるのか
OSアカデミアの講師が、学校の先生と違う点があるとすれば、それは
・小学生から高校生/既卒生までを一貫して
・論理という観点で
教えているという点に尽きます。
それによって何が見えるかと言えば、抽象的な思考力の高まりです。抽象的な思考を助けるものが、論理です。
学年が上がるにつれて扱われる内容の抽象度が高まります。それは、科目を問わずです。
最初の橋渡しに重要なのは小学生の中学年。国語で言えば外山滋比古さんのおっしゃる既知読みから未知読みへの橋渡しが始まり、算数で言えば、整数とかその計算である1+1からすでに抽象化は始まっていますが、文章題を数式で表したり、割合という概念が入ってきたりします。小学生の配当漢字も、山とか犬とかといった具体から、罪とか愛といった概念を表す漢字が増えてきます。英語も同様に、動詞と副詞中心の具体的な表現から、名詞と形容詞中心の抽象名詞(句/節)が増えてきます。
学力の差は、この抽象的思考に長けているかどうかによるという見方ができると私は考えています。抽象度の高い内容を、万人に正しく伝えるための方法が論理であり、それは日本語、英語、数式を問いません。学習の苦手な子どもは、この抽象的な思考に対する苦手意識が高いのであって、そこを解いてやると、面白がって学習に取り組むようになる子どももいます。抽象的思考を段階的かつ体系的に支援してやれることこそ、OSアカデミアの変わらない使命だと考えています。
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