OSブログ

2022.10.22

子どもの漠然とした悩みとはきっと・・・

具体と抽象の架け橋の一つに「関係性」を見てとることがあげられます。
小説問題は登場人物の心情という抽象的事象を、客観的に読み取ることが求められます。これは、出口汪先生の言い方では、動作、セリフ、情景描写と重ね合わせて捉えるとなります。私の小学校の恩師で国語の先生は「関係性」が大事だと言います。

「関係」という言葉を小学3年生の授業で言った時に「先生、関係って何ですか?」と元気よく質問され、それは彼一人がわからないことではなく、クラス全員がわからないことでした。つまり、小学生の中学年における具体と抽象の架け橋の一つです。数学では、関数の定義を最初に習うと思います。xの値が決まれば、それに対応するyの値がただ一つ決まる。これもx,yの関係性です。図形では2辺の関係性から角度を分度器で測るのは中学生です。高校生になれば、三角関数という概念で角度を認識します。抽象です。分度器を当てにいけない角度が概念的に認識できるのですが、この抽象的思考に耐えられない生徒は、ピンとこないことになってしまいます。国語では主語、述語など、修飾関係を正しく捉えることが土台となります。英語も品詞の理解から構文という文の要素の関係性を正しく読み取ることが基礎となります。

具体と抽象の橋渡しまたは、抽象的思考の深まりには、関係性を正しく理解することが必要だと言えそうです。学習が苦手だという生徒に、計算ドリルのようなものを与えてやらせるというのは、無駄とは言いませんが、それだけではないだろうと言いたいのです。きっと、抽象的思考、ここでは関係性を見てとるという段階で頭がぼんやりしているのです。関係性を見てとるためには、「何と何の関係を見れば良いか」その要素の特定が必要です。それは思考過程の話になります。計算は技術です。抽象的思考は見方の問題です。このような観点で子どもに寄り添い、子どもの苦しみや悩みを解いていきたいと考えています。多くのことはできませんが、この観点に基づく指導こそ、OSアカデミアのやっていることです。

CONTACT


OSアカデミアへのご相談・お申込はこちらMORE
OSアカデミア|香川県高松市扇町 無学年、国語・現代文専門塾OSアカデミア|香川県高松市扇町 無学年、国語・現代文専門塾