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2025.01.15

心の栄養管理 第8話

みなさん、こんにちは。

心の栄養管理師、よしみ りかです。

今日は、【学びと勉強】についてお話しします。

前回、私を例に、個人の感覚の特徴についてお話ししました。

私の場合、英単語や漢字を覚えるのが苦手ですが、ドラマや人の真似をするのは得意。

ならば、ドラマに出てくる台詞、小説に出てくる文章で覚えたら、楽に楽しみながら勉強ができる。

また、香りや心の動きに関する表現については、興味が持てそうだ。

これを、学校の勉強とどう繋げるの?

というところでした。

まず、結論から言ってしまうと、繋げません。

何故か。

それは、そもそも、学校の勉強は目的ではなく手段だからです。

でも、学校に通っていると、それを見失いがちなんですよね。

学校での勉強や成績が目的になってしまう。そして、それがイコール〈学力〉だと思ってしまう。

自分の感覚の特徴は、学校の勉強に【だけ】通じるものではありません。

学校の勉強【にも】通じるものです。

 

子供に持ってもらいたいもの。

それは、【自分から勉強する姿勢】

という親御さんは多いです。

主体性を持って欲しい。

自主性を持って欲しい。

本来、勉強とは、学びであり、楽しいものです。それが、〈しなくてはいけない〉ものになり、苦しくなるんですよね。

ならば、取り戻すのは、まず【学びは楽しい】という気持ちです!

学校で習う単語と違っても、自分にとって新しい単語ならそれは、学び。

授業では読まない専門書や小説でも、自分にとって知らない知識や体験をさせてくれるなら、それは学びです。

自分が楽しいと思える学びを続けていると、自分のツボが、自分で分かってきます。

そうなったらしめたもの。笑

学校の勉強もコツがわかったり、工夫の仕方がわかったり、分からないところが分かったりします。

自主性の復活です。

自分に寄り添った学びを楽しむことで、勉強を学びに変える。この技術は、人によって方法が違いますし、個性の宝庫です。

でも、この技術を学生の頃から身につけておくと、長い人生の中で、色んな場面でそれを活かすことができます。

それが、自分を知るということです。

次の成績を上げたい。できるだけ簡単に。早く。

そう思っていると、今回のお話は遠回りに思えるかもしれません。

でも、急がば回れ。

長い人生で必要になるのは、テストの点数ではなく、学びたいという意欲です。

順番を間違わないようにしたいですね。

次回は、【認識の癖を見抜くコツ】についてお話しします。

少し難しそうに聞こえるかも知れませんが、とっても簡単で、ホッとするものです。

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