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2025.07.08

どうしたら、子どもが勉強するようになりますか。

勉強をしないといけないのだろうか? なぜ、勉強をしないといけないのか? その問いに大人自身が答えるところから始めるのが良いと思います。この国の教育制度6、3、3制、朝から夕方までという学校のあり方は、一つの社会であって、全部の社会ではありません。学校に馴染む子どももいれば、馴染まない子どももいる。文科省が決めた学習過程を、学校で一緒に学ぶことは、成長過程の一つであって、全部ではない。まず、その前提に立ってみませんか。

 

自分で決めることは、自由ですが、責任を伴います。その責任の取り方の知らない大人は、「みんな」と同じで在りたいと望みます。それも一つです。テストの成績で管理されているようにも感じる学校ですが、そこに馴染めないからといって、その子に価値がない、能力がないと決めつけるのは、親の早合点だと思います。どの子にも、その子にしかない良さがあり、特徴があります。それを生かすように粘り強く見て取るのは、親なり指導者の大切な役割だと思います。

 

勉強をしない子どもは、勉強に向かう心の準備が整っていないと考えてみてはどうでしょう。勉強に向かうとは、自分の世界を広げたいと思う気持ちです。新しい概念を獲得したり、新しい言語を会得したり、この世の仕組みを知ったり、数字と記号でこの世を表現したり・・・。これらは、自分の世界を広げたいという欲求とともに学びが起こります。広げたくない子どもは、まだ親子の世界に留まって、親からの愛を受けたいという甘えがある場合が多い。

 

それがいけないということではありません。中学生や高校生にもなって親に甘えたいとは言いづらいので、別の言動に出ますが、愛は満たされるまでその世界にこだわりますし、自分で満たす術を知るまで、外には出たがらないものです。冒頭の質問の答えの一つは、子どもの心にある愛情のバケツをいっぱいにしてやること、その子の存在のありのままを認めてやることだと言えます。勉強をするフリをさせることはできても、心から学びの意欲を持って学習に取り組むということは、まったくもって本人自身の問題。おそらく、この質問者の狙いは、前者ではなく、後者のはず。勉強しない子どもは、勉強に集中できない心のあり方にあるのだと考えてみませんか。

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