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2025.08.09

4月からの道のりを振り返って

お盆休みに入り、一人ひとりを丁寧にみていこうと決めた4月から昨日まで、やってきたことを振り返る気持ちの余裕が生まれました。一人ひとりを丁寧に見るとは、個々の理解の特性や感じ方や考え方の特性を、指導者側が見てとることを意味しています。実際には呼吸とか間合い、空気感としか言いようのないものも含まれます。英語は音読をやってもらうと、その生徒の理解力が手によるように分かります。単語のレベルでは、記憶の中で錯綜する似たような綴り字の単語につまずくのも、毎年生徒の通る道です。「もっと情報を受け取る余地があるよ」というのか、「いっぱいいっぱいです」というのか、それは、音読が語りかけます。余裕のない生徒に何を言っても吸収はされないので、まずは読めるようになるところから。なんせ、言語ですから!

現代文で言えば、正しい読み方や考え方の型にハマることが先決です。「わたしの読み方は」「僕の読み方は」と自己主張をしているうちは、まだ甘えたいのです。論理的な読み方は2つとありません。正解はたった一つです。筆者の主張も、たった一つ。「なぜ筆者ではないのに、そう言い切れるのか?」と問ううちはまだまだで、「そうとしか書かれていない」と思えなければ、正答には辿り着けません。たった一つの正しい論理的な筋道を数字と記号で表したものが数学です。数学は唯一解に見える一方、国語は日本語ゆえに、曖昧さが前提となっています。しかし、それが文章となった時、前後の関係性が生まれ、たった一つの読みに規定されることを、生徒は段階的に学んでいます。

一人ひとりというのは、とても手間がかかります。しかし、やっていて意味を感じます。大勢の授業の中でこのようなことを彼らが会得するには、時間がかかったはずですし、受験を一つのタイムリミットとするなら、そこに間に合うともわからない状況で、集団では掬い切れないもの、こぼれ落ちているものを提供できているとの自負も講師陣に生まれています。

受験生の進路相談や、夏休みのレポートなどの相談など、夏休みに入ってからの塾はこれまでにも増して、一人ひとりと向き合うことのできる時間となっています。OSアカデミアは、その子が、その子らしく、ありのままの自分でいられる場所でありたいですし、彼らにも日頃からそのように生きて欲しいと願っています。先日は、卒塾していった生徒が帰省で顔を出してくれました。人それぞれ気づきのタイミングは異なりますが、自分が自分であっていいのだという感覚を大切に生きている姿を、微笑ましく思いました。個々の理解の特性や感じ方や考え方の特性を見とる最大の狙いは、ここにあります。その観点から、4月より、塾生全員の成長がみられていることを、大変嬉しく思っています。ぜひ一緒に学びましょう。

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