OSブログ

2016.11.21

やっぱり人は、一人では生きられない

これまでの正解を見つけにいく教育では、
正解に至る正しい道筋と回答が、問題集に書いてあるので、
それを理解すれば、学習になっていました。
教室で言えば、正解を握りしめた教師の方を全員が向き、
その正解を理解しようとする生徒たちの絵ですね。

しかし、「思考力・判断力・表現力」の時代になり、
知識をどのように活用するのか、ということになったとたん、
一人での学習、または、教師と生徒が1対多で向き合う形成では
学習の成果が上がりづらくなってきます。

自分の思考は、ともに学ぶ仲間に筋道を立てて話すことができ、
それに対して、聞いている仲間は、レスポンスをしてあげる。
この往還運動によってはじめて、発表者の思考は力を得て、
発展の可能性を帯びてきます。
ぶつける相手が必要なのです。

そのぶつける内容、精度、角度、このあたりがその場にいる
指導者の担う役割だと考えています。
「思考力・判断力・表現力」は、ともに学びあうことによって
成果を見ることができるもののようです。

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