2016.10.20
指示待ち人間のつくられ方
昨日の授業では、子どもたちの発想を互いにまなび合い
驚きや共感、納得、痛快、思慮、そんな表情が
見受けられました。
やったのは、正解のない問いに対して
自分はどのように考えたかということの発表。
正解がある、または正しい知識を覚え込ませる
という学習は、何を意味するかと言えば、
どこかに誰かが考えた正解が存在するということ。
一定の知識・技能は必要ですが、
これからの時代は、それをどのように「活用」するか
が問われている時代です。
活用することによって、唯一解のない問いに対して、
多様な見方ができたり、論理的に自分の考えを
人に伝えることができるようになります。
誰かがつくった「正解」を待ち望む。
この姿勢こそ、指示待ち人間の根源です。
誰かが、正しい行動を指示してくれる。
子どもの姿勢とは限りません。
「学校はわたしたちに何をしてくれるのか」
という受け身の姿勢で待ち構える保護者だって
根っこは同じこと。
もはや、誰も何もしてくれません。
自らが気づき、働きかけて、ともに何かを
創り上げていく時代だからです。
正解を与えるだけの授業は、
OSアカデミアの方針ではありません。
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