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2017.05.22

189【揺らぐ民主主義の根幹】

5月20日の朝日新聞の一面は

「共謀罪」採決強行でした。

その記事には

「熟議なき国会」

「法案の理解不足が目立ち、

答弁がおぼつかなかった」

「異論を受け付けない姿勢では

議論が深まるはずもない」

などとあります。

 

共謀罪の善し悪しではなく、

一つの法案を審議するときの

姿勢がなっていないようです。

どちらかと言うと

幼い、稚拙な議論が目立ちます。

 

法案は難解で「抽象的」な文章であり、

その運用は、あらゆる「具体的」な

事象にあてはまるようにできています。

その論理的整合のさじ加減を議論するのが

例えば裁判などでしょう。

その法案の審議がまともにできない。

それでは、民主主義の根幹が

危うくなってしまいます。

 

文章が正しく読み取れない

という力の不足は、

こういう議論から足を遠ざけさせ、

結局、極端な二元論(AかBか)とか

好き嫌いといった感情論などに

傾いてしまいます。

 

異論を取り込んで議論する

というのは、論理的な思考では

当たり前のことで、

「なるほど、あなたはそう言いますが、

しかし、わたしは」という論理の典型です。

 

論理は試験の点数を超えて、

わたしたちが民主主義のもとに

安心して生きていけるかどうか

ということにもかかってくる

大事な力なのです。

 

 

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