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2022.10.17

できたは、本当にできたのか?

基本は、読解力の養成です。主観を入れず、筆者の書いてある内容を、ありのまま捉える。これが国語も英語も共通する基礎です。その基礎が身につき、読めたという生徒がいるとしましょう。英語であれば、構文が取れ、単語の意味もわかったということでしょう。しかし、そこからさらに突っ込めるかどうかは、疑問に思う力によるところが大きい。

例えば先日、高校3年生が読んでいる英文中に「folks」が出てきました。日本語訳は「人々」ですが、「people」とどう違うのか? また、我慢をする「bear」「stand」「endure」 はどう違うのか。そういうところに意識がいき、納得できるというのが大切。

おそらく生徒は新しい長文に出会うと、読むことに必死なのです。それは、見知らぬ土地をしかも雨の日に初めて運転することと同じくらい、緊張し、視野が狭い。それは誰でも最初に共通することです。だからこそ、はやく一通り読み終えて、その長文に詰まっている大切な要素を細かくみていくサポートが必要だと感じています。

一度では、誰でも見落としはあります。見落としを黙認しながら、2回目3回目で生徒の余裕が出てきたときにフォローできるのが、指導者の役割だと思います。だから、子どもの言うできたは、それなりにできたのであって、もちろんそれはその時点では評価に値しますが、本当にできたのかを突っ込む指導者が、そのできたのレベルを押し上げるのだということです。

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