OSブログ

2023.07.15

OSアカデミアの真の意味

私たちのこだわりや価値観は、生きている時代と密接に関係するように思われます。
例えば、今の親世代は、高度経済成長期に子供で、その親は真っ只中を生きていた。成長の勢いを支えたものの一つは学歴神話であり、その神話を陽の当たる場所で生きるには、与えられる情報を効率よく理解し、暗記することが求められ、頑張れば上を目指せると信じ、できない自分はダメな自分だという間違った自己評価を背負った人を生み出したように思います。現在、この国の若者の自己肯定感が他国よりも比較的低いと言われているのも、この時代に与えられたシステムに馴染めない自分がダメな自分だと感じている人が少なくないことも一因ではないかと想像します。

経済成長は、国民全員が極度に同じ方を向くことで達成され、その勢いの影で息を潜めていたものもありました。学習や学力の観点から申し上げると、それは学歴弱者であり、勉強が苦手なことで居心地が悪くなる子ども、成長を支えた教育システムに馴染めない子どもなどだと思います。親はそんな影に気を遣う暇はなく、企業の要請に忠実に忙しく働き、時に子どもを殴ってでも時代の要請に応えられる子どもに育てることで、一人前に育てたと信じていた時代だったとも思います。

成長に翳りが出て数十年経ってようやく、私たちが信じていた価値観はひょっとしたら間違っているんじゃないのかと自分の心に問い、検証をはじめ、時にその弱さが守ろうとしていた大切な価値(ありのままの自分の心)に気づく。今、そういう人が増えている時代だろうと思います。進学を競争と捉える人がいる一方で、進学は自分の知的好奇心を満たすためのチャンスだと捉える人もいる。つまり、自分の成長に必要なものは、自分の中にあるのであって、人を蹴落として自分が這い上がるということとは無縁の世界だと気づく人もいるでしょう。学び直しもいつだってできる。これもこの時代に光を浴びている考え方のように思います。

学びとは、個々が好みの形でアプローチするもの。過去の事実を記憶するのではなく、現在地(自分の心、環境、周りの環境、社会、地球)を把握し、与えられているものに感謝し、与えられているものの背景を知り、問題点があれば炙り出し、解決するために行動すること。こういう見方は、高度経済成長期にはメジャーではなかったように思いますが、今はまさにそういう時代だと思います。OSアカデミアは、無駄な受験競争を推奨しません。好きで学びにアプローチがしたい!という子どもに対して、ごく自然に思考できる土台(論理)を整え、思考の言語化を鍛えることに主眼があります。望む生徒や親御さんは、いつでも学びにきてください。

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