2017.02.27
大きな未来へ!
いまの生徒たちは、長文のなかで「具体例」の場所は、
正しく認識できるようになっています。
次に大事なことは、その理解です。
具体例は、具体的に筆者の主張を論証しているものです。
その「筆者の主張」は、抽象で一般。
そこばかり繰り返し読んでも、頭がぼーっとします。
具体例を読んで、その部分を解釈したなら、
次に、それと「筆者の主張」(と思われる箇所)を
「重ねて理解する」というのが、論理的な読み方です。
具体例と筆者の主張が「イコールで結ばれること」を
しっかりと認めた時、あなたの読み方は、論理的であると言えます。
その「イコール」がなかなか難しい。
それは、ニュートンが、リンゴが木から落ちる現象と、
月が夜空に浮かんでいる現象を「イコール」で見て取る様と同じ。
しかし、その「イコール」が体得できたなら、
君たちの思考は、加速度的に磨かれるばかりです。
誰でも訓練すれば、できます。
これから君たちが大学を終え、もしその先の大学院まで行くなら、
まだ知られざる任意の2つ以上の物事のイコールの関係を
見出すことが求められます。
それが、学術論文に求められる「新規性」の一つ。
複数のものの共通点を見出すことを「抽象化」と言います。
抽象化して導いた法則なり規則を、別の事象に当てはめて検証していくことを
「演繹」と言います。それを法則に戻してやることは「帰納」。
具体と抽象の往還運動、演繹と帰納の往還運動。
これは、筆者の主張と具体例を行ったり来たりしながら、
最初は亡羊としか見えない主張を、一つに規定する思考そのもの。
そう、中学生や高校生のキミが、
いまOSアカデミアでやっている思考そのものです。
いまの学習は、そうやって、大きな未来につながっているのです。
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