2017.04.18
168【わたしたちは、社会に生きている】
教育は、社会の要請を受けるものか、
社会は、教育の結果なのか。
ニワトリと卵みたいな話ですが、
子どもは、直観するものだと感じています。
いい学校に入り、いい企業に入ったところで、
その企業はリストラもすれば、倒産もする。
東大を出て官僚になることが素晴らしい人生なら、
その後、なぜその人たちは天下りにしがみつくのか。
社会の出来事は、さまざまな矛盾を示唆しています。
子どもには、自分で考え、判断することが
明日を生きる力に他ならないと
ますます感じています。
集団に認められて属すことのできる力もあれば、
集団を拒否する賢明さもある。
いずれが良いかという議論ではなく、
自分は、どう生きたいのか、ということを
しっかりと考えて見通さなくてはいけません。
子は社会の申し子ですが、
社会を見ても、稼ぐこと以外の価値観は見えてきません。
子どもは、わたしたち大人以上に
矛盾を察知し、葛藤している。
そういう目で見ると、子どもの教育は
切実感に満ちていると思います。
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