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2017.03.03

証明しています

高松高校の試験問題を預かり、解いてみました。
1問目の教科書の文章からの問題。
まだ、小説や随筆の読み方を教えていないのでこれからですが、
小説は登場人物の心情を、随筆は筆者の心情をとらえるのがポイント。
事実、試験問題でも、心情を問われている問題が多くあります。

論理的に読むと、
問題文6、7行目に明確に書かれている筆者の心情、
つまり「恐怖」を、その後、回想しているに過ぎないので、
その後の回想シーンは「恐怖」と重ねて読みます。
恐怖と重ねて読めたか、がポイント。
この長い回想シーンを、自分の感覚・感性で読んでしまうと、
読み誤る生徒が多かったのではないでしょか。

ポイントはもう一つ。傍線3の横にある「リアリティ」というキーワードを
捉えたかですが、これは授業の力を援用しても良いでしょう。
授業を聞いていなくても、カイオワがなぜ出てきているか、です。
これは、問8にも関係してきますが、ポイントとしては、
カイオワ=抽象、わたし=具体という対比が読み取れることが必要です。

まとめると、この文章は、「恐怖」というのが、唯一描かれている心情で、
その恐怖を「リアリティをもって感じた私」を、
そうではない抽象的な捉え方をしているカイオワと対比させて、
恐怖を浮かび上がらせている、それだけの文章です。
その構造が見えると、すべての選択肢が解けます。

ただし、問6は、解法処理のポイント。先日お話した「相対的判断」。
選択肢を最後2つまでは絞れますが、そこからは相対的に検討します
おそらく、迷うなら、イとオで、最後は相対的判断。「理解」と「認識」の違いです。
詳しくは、次回にお話します。
OSアカデミアでやっている読み方で解けることが、
この問題でも証明できました。

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