2017.06.20
210【目標】
桂文珍の「老婆の休日」という演目に
子どもの声色で、
「ねえねえ、大きいおばあちゃん、
いったいいつ死ぬの」と問い
老婆が「それはお前一人の質問か」
と切り返すくだりがあります。
遺産目当てに姑が子に言わせているシーンです。
「それは、お前の願いか」という質問は
受験をめざす子どもに
繰り返し問うことが有効なことがあります。
親の願いに基づいて志望校を決めている場合、
従順な子どもは、その願いを
あたかも自分の願いにすり替えて
人生を生きることができる。
傍目ではわからないものです。
指導する側は、それがダメと言うものでもなく、
できるだけ、自分の願いと合致させ、
腑に落ちるところで一歩を踏み出して欲しいと
願うばかりです。
人生の事情はさまざま。
多様な形があっていいと思います。
親の願いと折り合いをつけられるのも、力。
現実と折り合いをつけられるのも、力。
「折り合いをつける力」は、
「思考スキル」のなかに出てくる力の一つです。
思考力を鍛えることは、
人生の展開においても生きてくるものです。
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