香川県では昨日、学校関係の人事異動が発表となり、年度の区切りであり、新しい年度を迎える準備が進んでいます。
塾生の中にも、よくしてくださった先生との別れがあることと思います。
何度かここでも書いたと思いますが、生徒と先生とのつながりには、知識理解という利害関係と、心と心のつながりである信頼関係の２系統があります。
異動で惜しまれる先生は、その両方に篤かったのではないかと思います。
OSアカデミアは、学校ではなく、私塾にすぎ... 続きを読む >

オリンピック関係者の失言で辞意が再びニュースに。
失言の何が問題か。言葉は、意識だというのが辞意に相当するのだと言えます。
普段から、そういう目で見ているという「見方」が言葉に出てしまうものです。
言葉は、水面下では意識であり、その人の見方が支えています。

論理の観点から子どもを見るときも同様で、その子どもの言葉づかい、
もっと言えば他者意識が見えたときに、論理が身体化されたと感じます。
言葉づか... 続きを読む >

次の学年へのスムースな橋渡しの時期です。
学年が上がるにつれ、学習内容の抽象度が上がります。
抽象を抽象のま理解することは、どんな大人でも無理があります。
具体に照らして理解をします。
読解で言えば、具体例と重ねるように読むことが大切です。

イコールで結ばれる算数、数学も、当然論理。
すべての科目の土台は論理です。
そういう「見方」が「すべてにおいて」できた時、
頭の中はス... 続きを読む >

合格発表が佳境を迎えます。
改めて、子ども一人ひとりの願いを実現できるようにすることが私たちの仕事だと思う一方で、それでも100%が絶対ではない以上、不合格にどのような指導的な意味があるのかを考えます。
知識・理解という系統と、信頼など心の系統。指導はこの２つの系統で成り立っているとするならば、不合格でも後者が満たされている場合があると言えると思います。
第一志望の学校に入れなくてもOSアカデミアを続けている生徒、卒業後も関わりのある... 続きを読む >

今日は公立高校は面接日ですが、大学受験の合格発表が進んでおり、春が来た塾生がいます。
成功は生徒の力。うまくいかなかったのは指導者の力。これを胸に刻みながらも、合格の知らせは非常にうれしく思います。
もっと嬉しい知らせは、昨日の高校受験に当たって、OSアカデミアで学んでいた現在の大学生が某塾において中学生の指導に協力されていたという話を聞いたことです。おそらく論理の力を土台に、明晰な頭脳で理路整然と教えることができたのではないかと思います。