わたしのその読み方は、何が悪いのか?
わたし自身が、長らく思っていたことです。
自分の読み方は、何がダメで、国語の点が取れないのか。
「この物語の感想を話し合いましょう」という授業では、
自由に感想を述べあい、それぞれに良い評価が与えられる。
しかし、自由に読んで、国語の点数は取れません。
そもそも、受験では、自由な感想に点数をつけることができません。
なぜなら、この国の憲法では思想の自由が保障されているからです。
「... 続きを読む >
保護者の言葉
先日のはじめての授業を受けられた児童の保護者から
「○○(←子どもの名前)が、50分の授業が15分くらいに
感じたと言って帰ってきた!」
という感想をお話くださいました。
自分の思考の良さが受け入れられ、高めあえる環境で
学習することのおもしろさを、時間感覚でとらえた
子どもなりの言い方だと感じました。
最初は、自分の考えを口にすることに勇気が必要なもの。
それは、正解か... 続きを読む >
親の学力は、子に引き継がれるのか
学力の高い親の子どもは、学力が高い。
これは、本当でしょか。
スポーツとかアートのセンスについて、
わたしはそれをある程度肯定しますが、
こと学力については、全面的な肯定に
疑問が残ります。
しいて言えば、親の生活習慣が、子にトレースする。
その習慣に、言語習慣というものがあり、
それが、子どもの学力の伸びを左右するように思えてなりません。
肯定的な言葉を使... 続きを読む >
指示待ち人間のつくられ方
昨日の授業では、子どもたちの発想を互いにまなび合い
驚きや共感、納得、痛快、思慮、そんな表情が
見受けられました。
やったのは、正解のない問いに対して
自分はどのように考えたかということの発表。
正解がある、または正しい知識を覚え込ませる
という学習は、何を意味するかと言えば、
どこかに誰かが考えた正解が存在するということ。
一定の知識・技能は必要ですが、
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論理的な頭の使い方ができる子ども
「例えばね・・・」という展開は、
論理的な展開です。
「今日、色オニをして遊んだよ」
という子どもに、おうちの人が
「色オニってどんな遊び?」と聞くと、
ルールを説明して、それを具体例で示して見せる。
「例えばね、オニの役の人が赤って言うと
みんな、赤いものを探して触らないといけないの」
という感じです。
国語の文章において、筆者の主張は、
常に抽... 続きを読む >
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